とろける・・・

本物のオーケストラを子どもたちに聴かせたい・・・
そんな想いから始まった・・・田舎町のコンサート協会です。

今年は・・・京都フィルハーモニー室内合奏団と・・・ピアニスト図子史子さんをお迎えしました。

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このコンサートでは・・・いつも裏方のお手伝いをしています。
今回も・・・1年前からの計画作りに始まり・・・資金集め・・・チケット販売・・・
当日は・・・オーケストラ団員の方々の送迎・・・湯茶の接待・・・受付の準備・・・等々。
本番は少ししか・・・聴けないことが多いのですが・・・
最大の役得!
リハーサルの様子を・・・見る事ができます。

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それはもう・・・ベストポジションで・・・好きなだけ・・・うっとり~♪

これまでに・・・京都フィルには3回ほど・・・来ていただいたこともあり・・・
そのたびに・・・団員の方々とは・・・楽しい時間を過ごさせていただいたり・・・
刺激を受けたり・・・しております。

今回・・・地元のピアニスト・・・図子史子さんとのジョイント・・・とても楽しみにしておりました。
図子さんは・・・山口県のご出身で・・・早くからその才能を認められ・・・
桐朋学園を卒業後も・・・素晴らしいご活躍をされておりました。
しかし・・・あるとき・・・彼女の言葉でいうと・・・
「ぷつ~んと切れて」「もう、いいや」と思ったそうです。

故郷に帰り・・・地元合唱団の伴奏をしていて・・・
精神科医である・・・ご主人様と知り合い・・・結婚され・・・あちこち転勤したのち・・・
私たちの街に・・・根を下ろされました。
子育てされながら・・・地元の子ども達に・・・ピアノを教えていらっしゃいます。


実は・・・今回・・・初めて・・・彼女のピアノ演奏を聴きました060.gif
モーツァルトのピアノ協奏曲第20番K466 と 交響曲第39番K543
モーツァルトの約30曲のピアノ協奏曲のうち・・・・短調で書かれた最初の作品です。
憂いと激しさを併せ持つ・・・難しい曲です。
演奏を聴いて・・・一瞬で・・・
もう~、なんというか・・・とろける~のです。
優しい甘い別世界へと導かれるのです。

図子さんは・・・この曲を・・・
「厚い雲に覆われたような苦しい状況でも、生きていれば必ず光が差してくる、そんな人生のメッセージを感じる」
と、話していらっしゃいました。


役得その2!
コンサート終了後の・・・レセプションで・・・演奏者たちとお話しすることができます。
図子さんは・・・お酒が大好きな方で069.gif・・・人柄も演奏と同様・・・
優しくて・・・柔らかで・・・女性らしい方でした。

もし・・・彼女が・・・ず~っと東京に残って・・・演奏家として活動を続けていたら・・・
もっと輝かしい経歴になっただろう・・・もったいない・・・という方もいらっしゃいました。
けれど・・・ひょっとしたら・・・この柔らかな演奏は・・・
彼女が故郷にもどり・・・ご主人と出会い・・・きちんと家庭を作り・・・ゆっくりと・・・
再び音楽家として歩み始めたから・・・生まれてきたのかもしれません。
私は、そんな気がします。

お子様お二人が・・・私の子どもと同じ高校とお聞きし・・・一気に意気投合!
さぁ、また・・・楽しいお約束ができました、うふ053.gif
Commented by N-styel at 2012-01-30 19:54
誘致して開催されるまでホントにご苦労が多いと思います。裏方のお仕事、お疲れ様でした!!
でも素晴らしい演奏を皆さんとても楽しみにされてらっしゃったのだと思います。
実り多いeventでしたね!! !(^^)!

音楽というのは、心の中に沁み渡りいつまでも捉えて離さない力強さを秘めていると思います。
多くの方々の心の中にたくさんの灯りが灯った野でしょう!!
まさに心に温もりのある…てぶくろさんと同じ志です♡
Commented by mimosahappy at 2012-01-30 20:43
まあ!次男のオケ友のママがこちらの団員さんで、先日も
オペラを見に行かせて頂いたんですよ♪
そちらには行かれなかったみたいですね・・お写真載ってないわ^^
やっぱり生の演奏って空気を震わせるあの感覚・・いいですよね~~~!
音楽にも、その方の歴史が表れるものなのですよね・・^^
Commented by shinn-lily at 2012-01-30 21:38
とろけるのは生の音楽だったのですね。なるほど。
わたしは、今晩まぐろ丼にとろけましたが・・・ゴメン
子供の時に聴いた、体験した生の演奏は心に残りますね。
uransuzuさんが地域の活動に積極的にご活躍なさっている様子、頼もしいです。
百人力ですね(*^^)v
Commented by uransuzu at 2012-01-30 23:46
>Naoさま
様々な苦労も、素晴らしい演奏を聴くと、一気にふっとんでしまいました♪
感動して聴いてくださっている市民の皆さまをみると、また頑張ろうと思います。

一人一人は小さな力なのですが、集まるとすごいパワーです。
そして、音楽にも心に沁みるパワーがある、その通りです!
私も私にできることを無理なく、続けていきたいと思っております。
心強い同志に嬉しい気持ちです(●^o^●)
Commented by uransuzu at 2012-01-30 23:50
>mimosaさま
あら、そうなのですか♪
写真に載っていらっしゃる方以外にも、総勢27名の京フィルでした。
その中にいらっしゃったかも、ですね。
なんかね、mimosaさまとも縁を感じますよね~

私も、今回つくづく、その人の生きざまが音に反映するのだな、と思いました。
音楽も生きていますものね、演奏される方とシンクロして当たり前ですよね。
人生に無駄なし、です。
Commented by uransuzu at 2012-01-30 23:54
>lilyさま
いや、実はフォンダン・ショコラにも溶けたのですが、記事後半をカットしたのです(笑)
マグロ丼、食べたい~~~

私の子ども達も田舎育ちですから、早くから本物を聴かせたい、見せたい、想いは強かったです。
その延長にある地域活動です。
そんなこんなの活動を通して、私自身も成長させていただいております。
Commented by daisy at 2012-01-31 03:03 x
こんばんは~
てぶくろさんは「とろける」、さっきお邪魔したshinn-lilyさんは「ときめき」、なんだか楽しいです。
タイトルも記事もどちらも素敵~!♪

コンサートの実現まで、裏方さんの仕事は大変なことと思います。
当日はもちろん、資金集めやチケット販売にはパワーが要りそうです。
私は個人的なことですが、
長女はオーケストラでヴァイオリンを弾くのが趣味で(今はお休み)、
次女は芝居が専門で(かつてのこと)、チケット販売に協力するだけでも疲れました~~

リハーサルを好きなポジションで好きなだけ聴けるのは最高ですね!
図子史子さんは知りませんでしたが、素敵なお話を伺いました。
モーツァルトのピアノ協奏曲第20番、久しぶりに聴いてみたくなりました。

私は主人とふたりで「湘南コンサートの会」の会員になっていますが、
全く聴くだけの人、お世話して下さる方々には改めて感謝です。
Commented by kimanba at 2012-01-31 07:27
わぁステキな1日だったのですね~、、
私は学生時代TV局のアルバイトをしていた時に
後援するコンサートやリサイタルの会場で同じ仕事をしていました。
だから、、この役得!解る解る解るです~♪
しかも私・・お金までいただいて~笑 たまんない♪楽しかったです~ルルルン

そしてステキなこの方・・・
>「ぷつ~んと切れて」「もう、いいや」と思ったそうです。
スケールは全然違いますが
この気持ちも解る解るでした。。
いつもながらの良いお話にほっこりさせていただきました。
佳き日々を重ねていらっしゃいますuransuzuさん♪
Commented by uransuzu at 2012-01-31 11:19
>daisyさま
ときめいたり、とろけたり、ブログのタイトル(だけ)はちょっと色っぽいですね❤
daisyさまご一家は、芸術愛好ご一家でいらっしゃるのですね。
ご家族で、見てきたお芝居やコンサートの感想を話し合ったりできる環境は、私の憧れです。
うちは、そういう方面に疎い一家でして~^^;

コンサートの裏方はたしかに苦労があります。
仰る通り、資金面での苦労が一番ですね、不景気なときですから、なかなか音楽にまでお金は出せない、という企業が多いです。
地域の文化向上のため、子どもの未来のため、その想いを基本に抱いて、頑張っております。
でもね、大変だけど、楽しくもあるのですよ。
Commented by uransuzu at 2012-01-31 11:26
>kimanbaさま
こういったイベントのお手伝いは、どこか文化祭の準備に似ていますね。
大変だけど、みんなで力を合わせて一つのことをやり遂げた、その達成感がクセになります。
kimanbaさまは、お金までいただいて~、ズルイズルイ(笑)
↑ にも書きましたが、お金の工面が一番大変なんですよ~。

女性として、人それぞれの生き方があると思うのですが、
きっとこの方は家庭をもって初めて、曲の深いところが理解できるようになったのだと思います。
ご本人が、そう言っていらっしゃいました。
私にはとうてい理解できない才能の世界ですが、私もそこらあたりだけは「わかる、わかる」と(●^o^●)
by uransuzu | 2012-01-30 19:36 | その他 | Comments(10)