池坊550年祭・・・

日曜日に京都に行ってきました。
今回の目的は「池坊550年祭記念特別展」を見学すること。

いけばな池坊が史実に現れたのは室町時代の1462年、
池坊専慶が「花をいけ、洛中で評判になった」と記されています。

なお遡ること、587年(用明天皇2年)に、聖徳太子が建立した
紫雲山頂法寺、六角堂にて始まったいけばなです。
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見事な枝垂れ桜が満開でした。御幸桜(みゆきざくら)と呼ばれ、開花時は白く、2週間するとピンク色に変わるのが特徴です。この日は、綺麗なピンク色の花びらが舞い散っていました。六角堂の横には、聖徳太子が沐浴したとされる池もあります。

池坊の道場や研究室には、大・中・小約1000点の生け花が展示されていました。
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↑これが、私が20年以上師事している先生の作品です。(色が綺麗に写っていなくて残念~) 桜の枝を選ぶのに、花屋にある桜を全部買い占められたとか。桜と松、日本の風景ですね~。桜の古木を使うことで、過去から現代、そして未来へと繋がる悠久の時間も感じさせます。

池坊のお家元や次期お家元の作品、屏風や掛け軸など、
目の保養を充分にさせていただきました。

この550年祭イベント、まだまだ続きます。
「カフェいけ」椿サロン銀座では、初心者対象の気軽な教室も開催中だそうです。

5月9日~14日は仙台三越で
5月31日~6月5日は日本橋高島屋
記念特別展が開かれるようです。


花に酔い、人に酔い、遅い帰宅となりました。
一人寂しく待っている夫へのお土産は、和久傳(わくでん)の櫻ちらし弁当でした。
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Commented by leoncavallo45 at 2012-04-18 19:26
こうやって見ると日本の生け花もやはり趣と伝統があり素敵ですね
最近はアレンジメントやブーケがもてはやされますが・・・urasuzuさまも池坊ですか?20年もお稽古なさって素晴らしいですね・私は柳古流でしたがもう忘れてしまいました(汗)日本橋高島屋でも5月後にあるのですね・近いので行ってみますね・花は生活に潤いを与えますね・
Commented by shinn-lily at 2012-04-18 19:46
花よりだんご、和久傳のこのお弁当、食べたいと思っていたの、華やかな風情ですよね、これ。美味しかった?
お花は写真で、ありがとう!
Commented by uransuzu at 2012-04-18 19:52
>leoncavalloさま
生ける前には、自然の植物がどう生きているか、太陽はどちらから差し、光と影と風を考えて、とよく先生に言われます。
やはり、いけばなでは四季を感じ、自然の風景を感じることができます。深いな~、と、この頃ますます思います。
アレンジもブーケも大好きですが、やはり落ち着くのは生け花かな。
日本の住居には、和室が減り、床の間も無くなってきましたから、生け花を生けることも減ってきましたよね。
花一輪でも、お花がないと、寂しいですよね❤
Commented by uransuzu at 2012-04-18 19:58
>lilyさま
私はもっと美味しいものを京都で食べてきたので、これは夫へのお土産です、と、しおらしく言ってみましたが、ご想像通り横から箸をのばしていただきました(笑)もちろん、美味しかったです。
和久傳のお弁当、人気があるのですね。
もう一つの2段弁当が売り切れていて(ホントはそっちを食べたかった)、これしか残っていなかったです。
Commented by bh2005k at 2012-04-18 20:36
こんばんは~♪
uransuzuさんは 池坊だったのですね。
若い頃、母の友人が あそこの家(池坊を習っている娘さんの家)に行くと 花が立っていて、この家は (私は 小原流) 花が寝ている って、いつも言われたんですよ。 ウフフ
1000点もの作品 見事だったでしょうね。
久しく花展へも 足を運んでいませんが、素敵な活けこみを見せてくださってありがとう、uransuzuさん。

ご主人へのおみやげのお弁当 おいしそうですね♪
Commented by uransuzu at 2012-04-18 20:46
>チェイルさま
たったいま、そちらにお邪魔してきたところです~♪
池坊は「立花」がお得意ですからね、それで「花が立ってる」かしら。
面白い表現ですね~、でも、ちょっと当たっているかも~(笑)
そう言われれば、今は、池坊も小原も草月も、どこの流派も似てきたような気がします。昔の方が、それぞれに特徴があったのかもしれませんね。
1000点をじっくり見ようとすると、途中で疲れ果て、後半は適当にす~っと流してしまいました。今思うと、もったいないことしました。どれも、素敵だったのに。

はい、自分が遊んだときには、お土産が必要ですね♪
Commented by whitelacenonyo at 2012-04-18 22:24
フットワークの軽〜〜いてぶくろさん、
いつの間に京都へ・・・
桜の美しい京都は夢の世界だったことと、おもいきや池坊550年祭。
イタリアのアミダ妖怪さんにはさすがの池坊も負けましたが。。。

20年来の先生のお花、お品がありますね。私は小原流でした。
一応お免除持っていますが何処にしまっているのかしら・・・
Commented by non at 2012-04-18 23:42 x
六角堂
以前 京都町歩きの途中で
ふらり~と立ち寄ったことがあります。

お花のお稽古
長い間 続けていらっしゃるのですね~
自分の想いにぴったりの枝ぶりを見つけるのは
大変なのでしょうね~


Commented by kimanba at 2012-04-19 05:57
↑の どのお花(お花の域を超えた雄大なものもありますが)の画像も
「ああ 良いなぁ」と思います。好きだなぁと思います。
こんな時に・・・・
『期』という事をしみじみ感じます。、、、お花やっておけば良かった~。。悔い
お茶はお菓子の力で少しは続きましたが(それでも2年くらい)
お花に関しては・・親に言われて2回位は行きましたが 
これは自分には向いていない!・・と結論出すのの早かった事~笑 
今ならなぁと思ったりしています。uransuzuさんの影響です~。。

六角堂界隈は美味しいお店が多いので よくうろうろします。ニコニコ
和久傳さんのお弁当がお土産って一番うれしいお土産ですね。
名前も良く 丁寧な仕事振りが伺えるお弁当ってうれしいですね♪
Commented by kanafr at 2012-04-19 08:21
母が池坊でしたので、花を買ってきては生けながら私に教え込もうとしていましたが、全くその頃興味なく外国の雑誌で見るフラワーアレンジメントの方が素敵じゃない?と言っては、母を渋い顔にさせるというイヤ~な娘でした。
でも、こんなに素敵な生け花を見せていただいて、今激しく後悔しています。
凄いですね。静かにその場に留まり、底から突き上げるような主張を感じさせる花もあれば、大きな風の流れを感じさせたり、大きな気を感じさせるもの、生命の勢いを天まで届けと感じさせるもの...
本当に素晴らしいお花の世界だなと感動しております。
Commented by uransuzu at 2012-04-19 10:07
>whiteさま
はい、明日からは東京ですよ、お会いできなくて残念ですが。
京都は、かろうじて日帰りできる距離なんです。
朝7時のバスに乗り、夜8時に帰宅いたしました。
枝垂れ桜、ボタン桜などが満開で、ものすごくたくさんの人がいました。
whiteさまに案内していただきたかったです♪

先生のご人徳でしょう、しつこく20年以上習っています。
でも、まだまだ、知れば知るほど奥が深いです。
Commented by uransuzu at 2012-04-19 10:09
>nonさま
御池のいいところにありますものね。
あのあたりをふらりと散策するだけでも、楽しそうでした。
残念ながら、この日は殆ど道場内で一日過ごしましたが。

簡単に見える素材ほど、ごまかしが効きません。
納得いく枝を見つけても、次の日にはダメになっていたり。
お花は生き物ですから、難しいですよね。
Commented by uransuzu at 2012-04-19 10:16
>kimanbaさま
kimanbaさまらしくないですよ~(笑)。
習いたいという強い想いがあるなら、いつでも「期」はあります。
先生いわく「お花を習う人には、3種類いらっしゃる。一つはお花が好きな人、一つは人が好きな人、一つは仕事と結びつける人。」だそうです。
すかさず、私は言いました、「先生、私、その三つとも好きです、だから辞められません」ってね。
kimanbaさまも、そのどれかがお好きなら(2番目は絶対!でしょ)、きっとまた「期」が巡ってくると思います。
そのときは、ご一緒に~お弁当でも食べながら~♪
Commented by uransuzu at 2012-04-19 10:23
>kanaさま
たまたま私が撮った中で、ピンボケしていない写真をアップしましたが、そんな風な表現をしていただいて、きっと作者がkanaさまのコメントを読んだら、泣いて喜びます。
私の先生の凄いところは、もう50年以上池坊を教えていらっしゃいますが、60歳を過ぎてから「アレンジメントだって、素敵じゃない」と、アレンジメントの講師資格も取られたんですよ。
「お花を綺麗に見せたい想いは、生け花もアレンジメントも同じよ」って。
古い頭の方では、なかなか両者混合できませんよね。
伝統文化は、閉鎖的なところもありますから。
私も、生け花を生けるときは、毅然とした気持ちになり、アレンジのときは明るい気持ちになります。
どっちも、いいんですよね~
Commented by nageire-fushe at 2012-04-21 13:52
さすがですね~~~。一言で550年とは言いますが長い
歴史です。そんな時をすべて受けてとめ未だに受け継がれる
美は素晴らしい事です。
六角堂、まさに柳は緑花は紅ですね。
Commented by uransuzu at 2012-04-21 21:25
>nageireさま
失礼かも知れませんが、実はnageireさまの生けるお花も、どこか池坊に通じるような気がしています。
自然を表わす、自然を感じる佇まいが。
長い歴史の間に培われてきた伝統は、やはり受け継いでいきたいですね。
by uransuzu | 2012-04-18 19:00 | その他 | Comments(16)