実家での暮らし・・・

しばらく、実家暮らしをしておりました。
夫との生活に疲れた・・・わけではありません。
一人暮らしになった父の生活をサポートするためです。
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父を始め、ご近所さん、親戚のおじちゃん、おばちゃん、いとこたち、訪ねてくるのは私のことを「〇〇」とか「〇〇ちゃん」と下の名で呼ぶ人たちばかりです。
なんだか、タイムスリップしたような錯覚を起こします059.gif

朝「もう5時半だぞ」と父に起こされると、「眠~い、もうちょっと~」と子供のように布団から応えます。しばらくして起きていくと、父が野菜いっぱいの味噌汁を作ってくれています。あは。

おばちゃんからは、「ミカンすごく好きだったでしょ、うちの裏山で採れたミカン持ってきたよ」と、大きな木箱入りミカンの差し入れ。(え、と・・・私、そんなにミカン好きだったかな・・・?)
「昔、うちの〇〇と、ミカンを1個まるごと口に入れる競争してたよね。可愛らしいお口いっぱいにほおばってね~。」
「そうだった? 今でもできるよ、きっと。ほら~」
あはははは。 (私、できるだけ相手の期待に応えようとするタイプです)
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ある時は、おじちゃんが勇ましく軽トラに乗ってやってきました。
「買い物行くのなら、ついでだから車に乗せていってやるぞ~」
「わ、助かるわ、おじちゃん」
ふと見ると、おじちゃんの愛車、傷だらけのボコボコです。
「ところで、おじちゃん、いくつになったの?」
「お~、今年92歳じゃ」
・・・あとで、自分で買い物に行くことにしよう^^;

そんなこんな、泣いたり笑ったり、実家での時間は、私を懐かしい子供時代へと戻してくれました。母がいなくなっても、やはりここは私の故郷、原点ですね。
Commented by leoncavallo45 at 2012-11-04 06:59
お母様はいらっしゃらいけど・文面から子供時代に戻られた感じが伝わって来ます・お父様お一人暮らしで身に付けた台所仕事でてぶくろさんにみそ汁ですか?素敵!!
Commented by mayumi-roma at 2012-11-04 14:53
お母様がいなくなってしまったことを、こんな風に書けるてぶくろさんって、本当に素敵な人だなぁ・・と思います。
お父様、自立された方で、羨ましいです。
これからも、時々は、子供時代に戻るため、ご実家に帰られて下さいね。
Commented by さき at 2012-11-04 15:28 x
私も実家と離れて暮らしているので、里帰りするたびにお会いするご近所さんや親戚の叔父叔母・・・みんな外見は年をとっても、昔のように接してくれて、ふとタイムスリップしたような錯覚に・・・

そんなときいつも思い浮かべるのが、大好きだった映画「ニューシネマパラダイス」なのです。
この映画を見たときはまだ独身だったので、実感がわかなかったのですが、今はあの最後のシーンの主人公の気持ちがわかるような・・・

てぶくろさんの日記を読ませていただきながら、またニューシネマパラダイス思い浮かべました。

てぶくろさんの素敵な故郷の話、また時々教えてくださいね。
Commented by uransuzu at 2012-11-04 19:35
>leoncavalloさま
母が元気なうちは、台所に入ったことすらなかった父ですが、母が寝た切りになってからは、ご飯を炊き味噌汁を作るようになりました。
若い頃は、それほど仲がいいとも思えなかった夫婦ですが、不思議ですね~
Commented by uransuzu at 2012-11-04 19:38
>mayumiさま
そんな風に褒めていただいて、ありがとうございます。
mayumiさまも長女として、ご実家のお父様の入院時にはローマから帰国されたのですものね。素晴らしいと思います。
親にはいくら親孝行しても足りないと、つくづく思いました。
Commented by uransuzu at 2012-11-04 19:44
>さきさま
いつも、心あたたまるコメントありがとうございます。
離れていても、やはり実家はいいものですね、一瞬にして子供時代に戻りますね~
「ニューシネマパラダイス」・・・音楽が聞こえてきますね♪
ラストシーンは、形見となったフィルムを上映するシーンでしたか・・・
昔が懐かしい年頃となってしまいました。
Commented by whitelacenonyo at 2012-11-04 22:27
しばし、娘時代に戻って、お父様のお相手、、、いいですね、
”みなしごハッチ”(?)になって数十年の私には羨ましい光景。
お父様きっと嬉しかったと思いますよ。

愉快ですね、ご近所さん、そうよね、92歳の超、超高齢者の運転にはご遠慮させていただきたいわよね。
こういうのを,私は「小さな親切、おおきな迷惑」って言います(苦笑)
Commented by non at 2012-11-04 23:05 x
お父様
一人暮らしをされてるのですね
介護に行くのではなくて
味噌汁まで作って貰ってるのですねえ (*'ー'*)

わたしは 実家の母が一人暮らしをしていますが
無理なこととは思いながらも
いつまでも 元気で暮らしてほしい…と毎日思っています。
Commented at 2012-11-05 02:06
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by akicosmosA at 2012-11-05 02:11
母がいなくなっても・・・。その言葉お母さまも嬉しいのではないでしょうか。
私の母はもうだいぶ前に逝ってしまいましたがなぜか時折母が恋しくなるのですよ。
お体、お気持ちご自愛くださいね。いつものように私の顔でわらっても
怒りません(笑)
Commented by kanafr at 2012-11-05 02:44
障子を通して光の筋ができた場所や、象の置物に添えられたお花の写真を見て、かつて行った母の実家と似ているなあと感じました。
そしてお父様とのご様子やご近所の方との会話などを読ませていただいて、心が温かくジーンとなりました。
四国の人は優しく、温かい。
かつて母のお葬式の為に帰った時に、最期を看取れなかった親不孝の極みの私にかけてくれたおばや従兄達の優しい言葉の数々を思い出し、ウルッてなっています。
一人暮らしをされていらっしゃるお父様に起こされて...
お父様きっと嬉しかったと思いますよ。
どうぞいつまでもお元気でいらっしゃいますように。
Commented by uransuzu at 2012-11-05 07:01
>whiteさま
いつでも、暖かく迎えてくれる実家の存在はありがたいです。父がいるうちは、できるかぎり頻繁に訪れたい、と思いました。
92歳のおじちゃん、今でも高速道路で神戸まで行くのですって!周囲に迷惑かけないようにね~。
Commented by uransuzu at 2012-11-05 07:04
>nonさま
父の味噌汁は、いつも乱切りの玉ねぎ、大根、人参、じゃがいも、ネギ、油揚げの入ったものです。鍋いっぱいに作っては、2日くらい食べているみたいですよ~
できる料理はこれ一つ(笑)でも、なかなか美味しいの~

nonさまのお母さまも、お元気でお過ごしください。
Commented by uransuzu at 2012-11-05 07:05
>鍵コメ 2:11さま
ありがとうございます。
久しぶりの東京、とても楽しみにしております。
Commented by uransuzu at 2012-11-05 07:09
>こすもすさま
母は、亡くなっても、いつも心の中にいますね~
母=ふるさと、のように感じます。
こすもすさまは、お姉さまがいらして、とてもいい関係で、羨ましいです。
私はね、弟とすごく仲良しなんですよ(あ、義妹とはもっと仲良し♪)母が、残してくれた大きな財産です。
Commented by uransuzu at 2012-11-05 07:15
>kanaさま
ご実家と似ていますか、嬉しいな。
母を亡くすというのは、とてもとても寂しいことだけど、こういったときに暖かく声をかけてくれる親族や友人やの存在に感謝する機会でもありました。
みんな優しくてね、私も泣いたり笑ったりが忙しかったわ。そして、ありがたかった、です。
私自身も「起きなさい」と起こされたのは、久しぶりで・・・子供時代を思い出してしまいました。
Commented by wiwi2299 at 2012-11-05 08:08
私も実家へ帰りたくなあ~~。
母が脚の手術後は全く家事をしなくなって、uransuzuさんのお父様と同じで 父がご飯やみそ汁を作るようになったのよ。買い物にも父が。
 ケンカしながらも 出かけるときは歩くのがちょっと不自由な母と手をつなぐ姿 涙がでちゃうのよね~~。
 あ~~顔が見たくなったな~~
Commented at 2012-11-05 12:55 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ihoko at 2012-11-05 17:20 x
実家って<家>じゃないんですよね。小さなころの愛称で呼んでくれる人たち、両親を初めとして、このおばさんのように、みかん好きだったでしょう?とか、おじさんが、車で連れて行ってやるぞ!って、張り切って来てくれる気持ちに溢れ 自分がすでに忘れてしまっている過去を思い出させてくれる場所、ちょうどお写真の障子にから差し込む優しい秋の日差しのような、清清しいほんわかした暖かくなる場所が<実家>なんですよね。この先も、お忙しい身で大変でしょうが、ご自愛しながら、お父様のフォロー、そしてご自身の気持ちのフォローしてくださいね。
Commented by rico at 2012-11-05 23:52 x
てぶくろさんのお父さまを思う気持ちに胸がジーンとしてしまいました。
お母さま。。おさびしいですね。
でも、一番にお一人になられたお父さまのご心配をされている素敵な娘のてぶくろさん。
故郷の温かい周りの方々にずいぶん癒されたことでしょうね。
Commented by uransuzu at 2012-11-07 09:30
>wiwiさま
そうですか、やはりお父さまが・・・>>ケンカしながらも
なんとも微笑ましいような、羨ましいような、切なくなるような・・・
お二人揃って、頑張って生活しておいでるのですね。
ぜひ、お顔を見に、というより見せに行ってくださいね~♪
Commented by uransuzu at 2012-11-07 09:33
>鍵コメ 12:55さま
こちらこそ、本当にありがとうございました。
プレゼントされた方が喜んでくださるといいですね~

はい、父の味噌汁、ワンパターンではありますが、根野菜のいいダシが出ていて、身体が温まります。最近は、これに卵を落とすことを覚えて、「これだけで完璧じゃ」と、いばっております(●^o^●)
Commented by uransuzu at 2012-11-07 09:37
>ihokoさま
トトロ村もこんな感じ?じゃないでしょうか。
いろんな方から、差し入れがあって、それを上手に美味しく調理してお返しするihokoさんは、トトロ村にも「実家」を作られているのではありませんか?少なくとも、モモちゃんにとっては、そこが実家でしょうね。
父が入退院したあと、母が体調を崩したので、父は自分のせいだと責めている節があってね、全力でフォローします!
Commented by uransuzu at 2012-11-07 09:43
>ricoさま
長い間に両親が築き上げた人との輪が、実家には残っています。皆さんあたたかくて、何かと気を使ってくださって、癒されます。ありがたいです。
きっと、ricoさんのご実家も、いつでもあたたかくricoさんを受け入れてくれるのではありませんか?もう寒いでしょうね~
Commented by 40ansparis at 2012-11-16 04:31
お久しぶりです。
ご実家でのお話、読みながら涙が出てしまいました。実家って特別な場所ですよね。甘えられる自分に戻れる場所、とでも言うのかしら。私も実家に帰ると、目覚ましをかけても何故か安心しきって熟睡してしまい、必ず起こされます。起こされる時の声が、少女時代にタイムスリップしたりして、ジーンとなります。
でもうちの父は、もし独りになったとして、てぶくろさんのお父様みたいに自立して生活出来るのかしら、、、。お父様のお味噌汁で朝を迎えられるなんて、、素晴らしいですね。
Commented by uransuzu at 2012-11-16 08:51
>ラパンさま
いろいろなことがあり、また手袋のシーズンということもあり、私こそご無沙汰しがちでした。コメントありがとうございます。
うちの父も、母が健在なうちは、まったく家事には手を出さず、亭主関白をきどっておりました。でも、母が寝ついて何年もたつうちに、ご飯を炊くことを覚え、味噌汁だけは作るようになりました。(私が、おだてつつ、教えたのですけれど)今は、自慢げに味噌汁をふるまってくれます。
きっと、ラパンさんのお父さまも・・・
実家がある、というのは幸せなことですね。
by uransuzu | 2012-11-03 20:28 | その他 | Comments(26)