ガウディの手袋ショーケース 加筆訂正あり

サグラダ・ファミリアで有名な建築家アントニ・ガウディの特別展が、
六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催中です。 

貧しい銅細工職人の家に生まれたガウディ、
世に認められるきっかけになったのが、
手袋のショーケースだったことをご存知でしょうか?

1858年1878年(訂正)パリで開催された万博において、
手袋商のエステバン・コメリャは、手袋を陳列するショーケースをガウディに依頼しました。
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(↑ 名詞の裏に書かれた設計図)

残念ながら、実物は残っていないのですが、

植物を表現した金属で装飾し、内部に手袋を展示するための棚を設けて、
木、鉄、ガラスの構造によるショーケースだったようです。
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(↑ 当時の雑誌掲載より)

とても、立派なものだったことがわかりますね。
それだけ、当時の手袋は貴重なものだったのでしょう。

このショーケースが人気を博し、コメリャ手袋店は、パリ万博で銀賞を受賞したそうです。

そして、実業家エウセビ・ゲル・イ・バシガルピ氏(=エウセビオ・グエル氏 加筆)の目にとまり、支援を受け、
以来、ガウディは次々と輝かしい作品を残していくことになります。


でも、私としては・・・
中の手袋が気になる!!

このショーケースの中に、どんな革手袋が入っていたのかしら・・・

ちなみに、アビニョン通りの一等地にあったコメリャ手袋店は、現在はありません。
Commented by sogno_sonyo at 2014-08-26 21:22
六本木のガウディの特別展へ私も行きたかったのですが
娘だけ行きました~彼女はスラムダンクも大好きだったので。
思えばパリ万博というのは毎回たくさんのものを
後世に残したのですねぇ。
ガウディの出世作が手袋のショーケースだなんて初めて知りました。
もう興味がわいて来て色々調べちゃいましたよ。
エウセビ・ゲル・イ・バシガルピってグエル氏のことだったのね。
本当にどんな手袋が陳列されていたのかしら。
ショーケースも素敵だけどそれに負けないくらい
センスの良い手袋だったことでしょう。
<1858年ではなく1878年のようです ψ(*`ー´)ψ>
Commented by ruki_fevrier at 2014-08-26 23:52
ガウディのショーケース!!!
絵だけでも素敵具合がわかりますね~ううーん、ガウディらしい有機的なデザイン。
六本木での展覧会、今週行こうかなと思っています。
それにしても、こんな立派なショーケースに飾られるなんて、てぶくろは当時とても高価なものだったのですね。
ホント、どんなてぶくろだったのか気になります。
どこかに文献で残ってないですかね~
Commented by uransuzu at 2014-08-27 19:54
>sognoさま
いろいろ調べてくださったのね、嬉しいわ。
そうそう、グエル公園とかグエル別邸など、著名な建築がありますよね。あのグエル氏のことです。彼の存在なくして、ガウディが世に出ることはなかったかもしれません。
あは、1878年でしたか、そうよね、ガウディの年齢を考えても。
訂正しておきます、ありがとうございます❤
Commented by uransuzu at 2014-08-27 19:57
>rukiさま
いいでしょう、このショーケース。
植物とか動物をモチーフにして飾ってあるのは、彼の特徴の一つですよね。このショーケースを製作する前に作った街灯がまだ残っているの、ちょっと雰囲気が似ています。
>>どこかに文献で残ってないですかね~
ホント、もし見つけたら知らせてね~♪
Commented by tokidokitasu at 2014-08-27 23:52
ガウディの出世作が手袋のショーケースだったとは、
初めて知りました!!
しかも、とってもリっぱなショーケース!!
デッサンではもっと小ぶりなのかと思いました。
確かに、中身の手袋が気になりますね (=^・^=)
↓ こだわりの手袋をオーダーメード。
大人の男性の行列がとっても新鮮です。
すてきですね!
  
Commented by kanafr at 2014-08-28 05:23
素敵なショーケースですね!
現物は見れなくても、ポスターだけでも飾ったら十分想像できて楽しいでしょうね。
今回の旅行で、歴史博物館に行きましたが、そこで女性用の古い皮の手袋が陳列されていました。
指の部分を形づくるらしい木の棒も一緒でしたよ。
黒や白の皮のサイド部分に違う色のステッチがありましたけれど、こんな手法は今では当たり前でしょうが、当時としてはかなりモダンなものだったんでしょうねぇ。
てぶくろさんとお知り合いになってから、旅行中でも手袋チェックをするようになりましたわ。フフフ
Commented by uransuzu at 2014-08-28 19:50
>tokidokitasuさま
名刺の裏に書いたというデッサンも、よくもここまで細かく描けたなぁと感嘆してしまいますよね。
きっと、実物は、木、鉄、ガラスと異なる素材が調和して、見るからに人を引き付けたのだと思います。
だから、このショーケースのおかげで、銀賞をとれた、と言われるなんて、手袋屋さんとしては、ちょっと微妙~(笑)ねぇ、どんな手袋だったか、見たい!でしょ。
↓ この夜は、特別な夜。オシャレな大人男性が続々です。それを見るだけでも楽しいですよ~❤
Commented by uransuzu at 2014-08-28 19:56
>kanaさま
写真技術がまだ無かった時代をあれこれ想像するのも楽しいです。ガウディの残っている作品から、思い描いています。

ルクセンブルグの歴史博物館ですね!
ハンブルグ家の残した贅沢品も多いでしょうから、それは立派な手袋だったことと思います。その頃は、手袋担当の執事がいて、レディは自分で手袋を付けない、脱がない、だったとか。なんとまぁ優雅な時代だったのでしょう。指の部分を形づくる棒は、今でも手袋製作作業では使われていますのよ。
写真がありましたら、ぜひアップを!楽しみにしています♪
by uransuzu | 2014-08-26 20:31 | 手袋にまつわる話 | Comments(8)