時を超え、海を越え、、、

イタリアのフィレンツェで、手袋商を営んでいた美しい女性。
お若い頃には、お仕事のために来日されたこともあり、帝国ホテルに滞在されていたそうです。

残念ながら、数年前に100歳でお亡くなりになった、と伺いました。


d0162995_14285957.jpeg


彼女は生涯独身であったために、
残されたものは、甥の一家へと引き継がれ、
そのまたお子様の奥様のご友人が^^; たまたま私のブログを読んでいてくださっていて、

フィレンツェから貴重な手袋を持ち帰ってきてくださいました。
「私達が持っているより、てぶくろさんのような方に持っていてもらう方が、大叔母も喜ぶでしょう。」
との嬉しい言葉とともに。


d0162995_14382339.jpeg


d0162995_14383458.jpeg


美しい手編みのレース手袋ばかり、4双と片手、、、
おそらく、半世紀以上は昔の物でしょう。
裾広がりの編み方や、手の甲の部分の3本線などは、今では珍しい編み方です。

細く華奢なサイズで、
どんなに優雅な方だったのかしら、と写真と交互に眺めては、ため息をついています。

時を超え、海を越え、
同じく手袋を商いとする女性二人。

きっと、共通する話題がたくさんあって、
もしお会いすることができたら、いろんなお話を聞いてみたかった、悩みを相談してみたかった、
と、心から思うのです。



S様、どうもありがとうございました。
(写真提供もS様です)


Alta Classe

〒106-0032 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ウエストウォーク4F

tel : 03.5980.8470 / fax : 03.5980.8490 
mail : altaclasse-tokyo@vs.miinet.jp
http://altaclasse.jp/


Commented by whitelacenonyo at 2016-08-05 21:14
細い糸を使ってかぎ針で丁寧に時間をかけて編んだ
手袋ですね。。
こういったものが手元に届くということは運命の糸
ご縁としか言い表せないです。
よかったですね。
Commented by mika-96 at 2016-08-05 21:44
はあ〜!
こーゆー事ってあるのですね!
テレビのドキュメンタリーのようなお話ですね〜

お写真を拝見しても聡明な方だと感じます。
失礼ながら、てぶくろさまとお会いした時にも感じました。
本当に同じ時代に生きていたら、てぶくろ業界に最強の2人現る!でしたね。

この手袋が今度は日本でてぶくろ家のお嬢さま〜お孫さま〜と、受け継がれて行くのでしょうか。。。
素敵。

Commented by あんこ♪ at 2016-08-05 23:16 x
久しぶりのブログは、いつもに増して素敵なお話。
ほんと、ご縁ですね~
お二人が会ってお話出来たら・・・想像するだけでワクワクします。
てぶくろさんの人生がまた豊かになりましたね、かけがえのないプレゼント♪
Commented by uransuzu at 2016-08-06 03:52
>whiteさま
フィレンツェの手袋と言えば、革手袋、だと思いこんでいたので、この華奢なレースの手袋には驚きました。
ホント、丁寧に編んでいますね〜♪
残念ながら、私のゴツゴツした手には入らないくらい、華奢なんです。
Commented by uransuzu at 2016-08-06 03:59
>mikaさま
手袋はもちろん素敵だけど、
この女性のことももっと知りたい、と思うの。
だって、何だか映画に出てきそうなくらい素敵な方でしょう。
ざっと計算すると、1900年頃のお生まれ、、
きっと、あの暗雲たれこめる時代にも、自立した人生を送っていらしたのでしょう。

私は足元にも及ばないけど、
手袋界の大先輩として憧れます。
Commented by uransuzu at 2016-08-06 04:06
>あんこさま
フィレンツェのご子孫は、
持っていても仕方ないから、、、とおっしゃっていたそうですが、ホント、私にしては宝物よね。
いつか、ハンガリーのグローブボックスなどと一緒に展示したいな、とも考えています。
100年の時をこえたプレゼント〜♪
私に届けてくださった方に感謝です!
Commented by queentomo at 2016-08-06 07:54
本当に宝物ですね。
それにしても、エレガント❣️
手袋さんだから似合いそう。

私はやっぱりレザーのグローブが好き。
Commented by kanafr at 2016-08-06 08:50
お久しぶりです。
チビ子ちゃん達も夏休みなので、そのお世話でお忙しくしていらっしゃるのかなあと思っておりました。
久しぶりの記事、他の方もおっしゃっていますが、本当に素敵なお話ですね。
物を廃棄処分するのは、とても簡単ですが、そこにある思い出や心迄処分されてしまうのは悲しいものです。
お写真を拝見しても、聡明で上品で、とても素敵な方ですもの。
きっと皆さまから愛された方なんでしょうね。
失われていくのではなく、こうやって相応しい方にちゃんと受け継がれていくって、とても素敵だわ!
Commented by akicosmosA at 2016-08-06 09:26
まさに時を超えて持つべきの人のところへ受け継がれて~~。美しく聡明な素敵な方ですねえ。うっとり・・・。
お写真から伝わるやさしさはご子孫にも受け継がれているのですね。素晴らしい時の糸をてぶくろで紡いでくれて本当にロマンティクで映画になりそう♪
てぶくろさんのてぶくろ愛は形で時を超えてお返事がきましたね。
上記kanaさんと同じ思いなので文章も似てしまいました。♪
Commented by igaiga64 at 2016-08-06 10:55
お久しぶりです。夏休み真っ盛り、如何お過ごしですか?w

昔読んだ本に、
「女性の手を美しくするのは男の財力」って、忘れられない台詞があります。女性が働く現代には通用しない言葉ですよね。でも、白くウツクシイ手はいつの時代もアコガレなんですね。
Commented by uransuzu at 2016-08-06 16:15
>tomoさま
この細いレース手袋に私の手を入れたら、まさにボンレスハムだわ〜♪(笑)
うん、tomoさんには、カッコイイ革手袋がよく似合う!
Commented by uransuzu at 2016-08-06 16:25
>kanaさま
孫っちに追われているのはまさにその通り〜、です。体力勝負の生活してます(笑)

ねぇ、素敵な女性でしょう。目の輝きに強い意志を感じます。どんな風に手袋の商いをしてらしたのかしら、、、
ひょっとしたら、来日した時に、てぶくろ市とコンタクトとったり、誰か知ってる方がいらしたかもしれないですね。
ロマンティックな想像したりしてます❤︎
Commented by uransuzu at 2016-08-06 16:28
>こすもすさま
こすもすさんなら、ロマンティックなストーリーの映画に仕立ててくださるかしら、、
ぜひ、お願いします。私もちょっぴり出演させてくださいね〜♪
私のブログを読んでいてくださって、私の元へ届けようと思ってくださったことにも、感謝です。
Commented by uransuzu at 2016-08-06 16:35
>igaさま
うーむ、含蓄があるというか、まさにそうかも、と思える台詞ですね。
白魚のような手、憧れ!!
私の黒くて汚い手を夫に差し出して、この言葉を言いたいわ(笑)
by uransuzu | 2016-08-05 20:27 | 手袋にまつわる話 | Comments(14)