カテゴリ:手袋にまつわる話( 81 )

もう大きなクリスマス・ツリーは飾らないシニア夫婦の我が家なれど、
少しはクリスマスの雰囲気を味わいたいので、
玄関にいくつかクリスマス・グッズを並べてみる。


d0162995_14425398.jpg



小さなアドベントのクリスマス・ツリーは、
30年くらい前に夫が海外出張のお土産で買ってきたオルゴール。
今となっては、どこの国のものかもわからない^^;

オーナメントは、小さなミトンの手袋たちばかりにしている。
一番上のニットのミトンは、ラトビアのハンドメイドで、
下の方の、木のミトンも、(どこの国かわからないけど)やはり北欧の物。

赤い実のリースは、大好きなpikeさんにお願いして作ってもらった。 


そうだ、と思いついて、
パリの蚤の市で購入してきたアンティークのレースを敷いてみる。
(購入の際のブログはこちら。  )


d0162995_15192130.jpg



9mもあるレース、いつカットしようかしらと迷っていたけれど、よかったわ。
私の死装束に仕立てる前で(笑) 

フランスへのオマージュ♪  平和なノエルでありますように・・・







by uransuzu | 2015-11-29 15:49 | 手袋にまつわる話 | Comments(16)

昨年、地域ブランドとして立ち上がった「香川手袋」 
今年も全国の百貨店にお目見えします。

まずは、
9月16日(水)~ 28日(月)
日本橋三越本店にて。

その後10月からは、JR名古屋高島屋、阪急うめだ本店、札幌三越、横浜そごう、などをまわります。

今年の香川手袋のコンセプトは、「技(わざ)」です。
西陣織など、日本各地の伝統工芸品の技とコラボした、様々な手袋が並びます。


例えば、讃岐かがり手毬は、香川県の伝統工芸品です。

d0162995_13432341.jpg

芯材には、モミガラを使い、木綿糸を巻き付けた土台毬に、手染めした草木染の木綿糸でかがります。
自然の優しい色合い、1個1個手作りのぬくもり、
それらを手袋とマッチングさせたら?・・・お楽しみに♪



また、こぎん刺しは、青森県津軽地方に伝わる伝統的な刺し子です。

d0162995_14134274.jpg

かつて、農家の人々は、目の粗い麻布の着物に刺し子をして、保温性や強度を高めました。
ひし形を主とした幾何学模様が特徴的です。
それらと手袋をマッチングさせたら?・・・お楽しみに♪



また、印伝(印傳)は、奈良時代から山梨県などで作られてきた工芸品です。

d0162995_13570843.jpg

羊や鹿の革に漆で模様を描いたもので、細かいシボがあるのが特徴的です。
昔は、馬具、武具、甲冑、巾着袋などに使われ、
現在は、札入れ、バッグ、印鑑入れ、下駄の鼻緒、ベルトなどが作られています。

さて、それらが手袋とマッチングしたら?・・・お楽しみに♪



もちろん、すべて日本製の手袋、made in Japan です。
手袋と日本の技のコラボをご覧ください。

(画像はすべてお借りしました)



by uransuzu | 2015-09-01 21:08 | 手袋にまつわる話 | Comments(18)

先週木曜日の「カンブリア宮殿」  に
ちょこっと、当てぶくろ会社が出演いたしました。


その日の主役は、異色の若手経営者、エイトワン社長「大藪崇」氏
まだ35歳の大藪氏は、地方に眠る産業に注目し、次々と新しい息吹を吹き込んでいます。

d0162995_09015527.jpg


道後温泉にある温泉施設の無い旅館。
傷のある愛媛みかんを加工した製品。
ポップな若者にも受けるデザインの砥部焼。
今治タオルの新しいブランド
等々・・・

もともと、本人いわく「落ちこぼれのダメ人間」で「ニ―ト」で、
愛媛大学時代はパチンコに熱中、その後、株式投資で得たお金が、なんと15億円!(@_@;)

でも、ふと「自分の為だけでは、幸せを感じられない」と、
地元・愛媛のためになることをしようと思いたち、
愛媛をキーワードにした、様々な企業をたちあげることにしたそうです。

これまでに無かったアイディアで、昔からの伝統産業に革命をおこしている方です。


その大藪氏から、「香川の手袋産業に興味がある」と当社にオファーがありました。

d0162995_09030562.jpg

d0162995_09024897.jpg

にこやかで、ひょうひょうとした雰囲気の大藪社長、
いつも、仕事を面白がっているようです♪

実は、当社に提案された手袋は、一風かわったものが多くて、
古い手袋企業側から見ると、???でした(笑)。

しかし、これも一つのチャレンジだと、若手を中心に新たな市場を夢見て、
こちらも楽しんで、ジョイントさせていただいております。

d0162995_09051312.jpg


そのあたりのことが、「カンブリア宮殿」で、ちょっとだけ取り上げられました。

ご覧になった方、いらっしゃるかしら?






by uransuzu | 2015-06-15 09:19 | 手袋にまつわる話 | Comments(16)

前回のブログに続いて、テレビ放送話題ばかりですが、
これも、てぶくろさん人気のためかしら~(笑)

一昨年の12月に放映された「美の壺」ー冬の贈り物 手袋ーが、
再放送されます。

d0162995_14355945.jpg

NHK BS プレミアム
1月16日(金)19:30~
1月20日(火)11:00~



手袋にまつわる様々な話、
大昔の手袋から、世界の手袋まで。
いろいろな方面から取材して、手袋の「美」について、草刈正雄さんが楽しく紹介しています。

よくぞ、ここまで調べたなぁ、と私も感心いたしましたよ。


その中で、日本唯一の手袋専門店として、
Alta Classe を取り上げてくださいました。

撮影の様子などは、こちらの過去ブログでも紹介してあります。→ 

ただし、わずか数分しか出演していないAlta Classe にフォーカスして書いた
「美の壺」ーAlta Classeバージョンー のブログです。^^;

d0162995_14350876.jpg

後でNHKの方に伺ったら、当時は私のブログまで追っかけしていたのですって。
随分、手袋情報を提供したと思うわ~。
わたし裏ディレクターの資格ありよね(笑)

かつて、見逃した方々、ぜひ再放送をご覧くださいね!
N店長も出演しておりますよ!




by uransuzu | 2015-01-13 19:58 | 手袋にまつわる話 | Comments(16)

あけまし手おめでとうございます。


素敵なニッターRさんから、とても貴重な本をいただきました。
嬉しい~❤

「Mostly Mittenes」 Charlene Schurch 著

d0162995_11204596.jpg

ロシアの北部、ウラル山脈のふもと、コミ地区に残る手編みミトンの本です。
地図を見ると、ラトビアにも近い。

d0162995_11240222.jpg

だから、きっちりした編み込み柄であること、先が三角でとがったいること、などが共通していますね。
コミ地区の中には、いくつも集落があって、ミトンの柄で、どこの出身かわかるそうです。
それもラトビアと同じだわ❤

違うのは、柄がよりシンプルで、ニットの色数が少ないこと(多くて3色)。
裾カフスにゴム編みをしてあること、そして親指のつけ方が違うかな。


d0162995_11394976.jpg
d0162995_11414133.jpg

ラトビアミトンの方が、柄にも意味があって、より芸術的、伝統工芸性が高いと思う。
ロシアのコミ地区ミトンの方が、素朴で実用的よね。

そんな素朴なミトンを眺めていると、
厳しい寒さの冬を過ごしているロシアの人々の生活が見えてくるような気がします。

いつも、
手袋を通して、その国のことを想い、その人のことを想う「てぶくろ」です。

本年もどうぞよろしくお願いします❤










by uransuzu | 2015-01-03 20:00 | 手袋にまつわる話 | Comments(26)

宇宙手袋を見てきました

ちょっと、あちこちをウロウロしていました^^
まずは、茨城県のつくば市にある宇宙センター(JAXA)へ。
d0162995_19153894.jpg
広い敷地内に日本の航空頭脳が集結!
当たり前かもしれないけど、中心になって働いていらっしゃるのがとっても若い方たちなの。
リーダーが30歳代くらいかな?
茶髪のお兄ちゃんとか、子育て中の若い女性とか、が管制課のリーダーというのに驚いちゃった♪
だから、センター内に「ほしのこ保育園」というのもあるのですって。

こちらで、実際に使われた宇宙手袋を見せていただきました。
宇宙船の外に出るときの手袋がこちら。↓
d0162995_19212587.jpg
             
d0162995_19215894.jpg
主な素材はゴアテックスですって。
かなり、過酷な状況にも耐えて、しかも使いやすくなくてはいけない。
なんだか、みすぼらしくも見えるけど(笑)
NASAでは、この宇宙手袋が150万円もするらしい!

宇宙ステーションの中で使われている手袋は、こちら。↓
d0162995_19263391.jpg
宇宙ステーションの中で、様々な実験をするのだけど、このスペースが想像以上に狭い狭い!
若干、閉所恐怖症の私にはとても無理だわ^^;

でも、ここで未来に向かう様々な実験がされているのよね♪
できれば、宇宙手袋をてぶくろ市で作って、協力したいと思うのですけれどもね~。










by uransuzu | 2014-11-17 19:51 | 手袋にまつわる話 | Comments(12)

9月23日(火)まで、日本橋の三越本店にて、「香川手袋」 をお披露目中です。
d0162995_1151532.jpg

プロのカメラマンさんが、写真を送ってきてくださったの。
こうやって見ると、どこかヨーロッパのデパートみたい♪ 雰囲気あるなぁ♪
皆さん、日本のデパートも、大事にしましょうね~(笑)
d0162995_11542141.jpg
d0162995_1154175.jpg

おかげさまで、ニュースや新聞にも取り上げていただいて、
昨日の夕方のNHKより(ローカル版)。↓
d0162995_11563116.jpg
d0162995_1261814.jpg
d0162995_1155359.jpg
素敵なマダムズが、「これ、いいわね。私の手にぴったりだわ。」とお買い上げくださったとか♪

日本の各地にある地域産業、たとえば今治タオル、鯖江メガネ、豊岡カバン・・・
どこも同じような課題があります。

・海外の安い製品との競合。
・職人の減少・高齢化。

衣類の国内生産は、1992年には52.1%だったのが、2012年には3.7%になっているのですって。
先週の「ガイヤの夜明け」で見ました^^。

このままでは、日本は物づくりができない国になっちゃうわ~。

新しい地方創生大臣の手腕にも期待しますが、
自分達でできることは精一杯やらなきゃね!と、思う「てぶくろ」です。
by uransuzu | 2014-09-18 20:47 | 手袋にまつわる話 | Comments(14)

「香川手袋」

私のブログを読んでくださっている方の中には、
「香川県って手袋の産地だったのね~」
と、初めて知った方もいらっしゃるかもしれません。

今から126年前に始まった香川県の手袋産業は、今では全国の9割のシェアを占めています。
香川県、さぬきうどんだけじゃないのです^^

というわけで!
「香川手袋」ブランドができることになりました♪♪♪  
d0162995_12244864.jpg

9月10日~23日日本橋三越本店で、先行販売されます。

香川県の手袋メーカー18社が協力し、
これまでになかったデザイン、技法のユニークな国産手袋が並びます。

京都の絞り染め技法をもちいたもの、
水をはじく効果が高い革手袋、
カンガルー革に金箔を箔押ししたもの、
ソファをイメージしたリラックス手袋、
ネイルアートした付け爪のついた長手袋、
などなど。

うふふ、読んだだけでは、頭の中が?????となってしまいそうですね。
d0162995_12303640.jpgd0162995_12303834.jpg






















今後、全国の百貨店などにお目見えする予定です。

「香川手袋」
世界で、注目されるブランドに育ちますように。
(イタリア製、フランス製、ばかりを買わないでね~。香川の手袋もいいわよ~。 笑)
注目です!
by uransuzu | 2014-09-07 13:01 | 手袋にまつわる話 | Comments(10)

ひつじ年生まれだからでしょうか、毛糸は大好きです♪

ね・うし・とら・う・・・・と私の年齢を計算しているのはだ~れ?(笑)
35歳、47歳、59歳、71歳、83歳のどれかです^^

まさか、てぶくろやになるとは思ってもいませんでしたが、
義母、私、義妹と、てぶくろ家の3嫁ともひつじ年だ、という偶然にはびっくりいたしましたわ!
d0162995_105181.jpg

私が最初に編み物を覚えたのは、小学生の時。

当時、女の子の間で流行っていたのが、カギ針で「手袋を編む」ことでした。
今思えば、稚拙な編み方で、ミトンを筒状に編んでいって、最後はギュッと絞る様にしてまとめただけのもの。
もちろん、落とさないように首にかけるヒモ付きね!
d0162995_10513911.jpg

その後、棒針編みを覚えてからは、BFのマフラーやセーター❤ (きっと、大迷惑だったことでしょう)
子ども達のセーター、カーディガン、小物、とずいぶん編みましたわ。
その中のいくつかは、今、孫っちが再利用してくれています。


そんな毛糸好きの私、
2年ほど前にラトビアのミトンを初めて見た時は、とても懐かしくて~。
手編みの良さ、温かさを改めて感じました。

先日、西武池袋店で開かれた「ラトビア・ミトンの編み方教室」にもお邪魔してきました。
d0162995_10593374.jpg
0号針という、とても細い編み針と毛糸を使って編みます。
細かな模様を編むのは、かなり根気が要りそうです。

でも、優しくて楽しい先生と一緒なら❤
ちょっとしたコツを教えてもらえば、私でも編めるかも~。

9月26日(金)13時より、リガ・コレクションさんで、2度目の教室が開催されます。
d0162995_1104260.jpg

また、遠く離れていますが、こちらの方の活動も応援しております。 
by uransuzu | 2014-08-29 21:18 | 手袋にまつわる話 | Comments(10)

サグラダ・ファミリアで有名な建築家アントニ・ガウディの特別展が、
六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催中です。 

貧しい銅細工職人の家に生まれたガウディ、
世に認められるきっかけになったのが、
手袋のショーケースだったことをご存知でしょうか?

1858年1878年(訂正)パリで開催された万博において、
手袋商のエステバン・コメリャは、手袋を陳列するショーケースをガウディに依頼しました。
d0162995_19441437.jpg
(↑ 名詞の裏に書かれた設計図)

残念ながら、実物は残っていないのですが、

植物を表現した金属で装飾し、内部に手袋を展示するための棚を設けて、
木、鉄、ガラスの構造によるショーケースだったようです。
d0162995_19491527.jpg
(↑ 当時の雑誌掲載より)

とても、立派なものだったことがわかりますね。
それだけ、当時の手袋は貴重なものだったのでしょう。

このショーケースが人気を博し、コメリャ手袋店は、パリ万博で銀賞を受賞したそうです。

そして、実業家エウセビ・ゲル・イ・バシガルピ氏(=エウセビオ・グエル氏 加筆)の目にとまり、支援を受け、
以来、ガウディは次々と輝かしい作品を残していくことになります。


でも、私としては・・・
中の手袋が気になる!!

このショーケースの中に、どんな革手袋が入っていたのかしら・・・

ちなみに、アビニョン通りの一等地にあったコメリャ手袋店は、現在はありません。
by uransuzu | 2014-08-26 20:31 | 手袋にまつわる話 | Comments(8)