人気ブログランキング | 話題のタグを見る

てぶくろ tebu96.exblog.jp

手袋の魅力をお伝えしたい、てぶくろマダムのブログです。


by てぶくろ

菩提樹の花・・・

お寺の院主さんから、
「菩提樹の花が綺麗ですよ、遊びにいらっしゃいませんか」
とお誘いを受けました。

毎年6月中頃に、可愛らしい花を咲かせる、このお寺の菩提樹は約180年前に植えられたものだそうです。県の重要文化財に指定されています。
菩提樹の花・・・_d0162995_12365914.jpg
近づいてみると、とてもよい香りがいたします。葉の付け根に細長い葉状の「苞(ほう)」を出し、その中央から芳香のある薄黄色の花を咲かせます。(小さい声で「ほう~」と言ったら、院主さんが、あははと笑われました)
菩提樹の花・・・_d0162995_12394862.jpg
雨に打たれて、しっとりと下を向いています。

お釈迦様は、苦行を捨て、アシュヴァッタ樹の下でさとりを開かれました。「さとり」のことをインド語で「ボーディ」と言い、漢字で「菩提」と書きます。そこで「さとりを開いた樹」ということで、「菩提樹」と呼ばれるようになったそうです。

私もさとりを開けるかしら・・・
う~ん・・・まだまだ、煩悩を捨てられそうもありませぬ、煩悩の中にこそ、人生の楽しみもありそうですゆえ(笑)

帰り際に
「てぶくろさん、これ差し上げます」
と、菩提樹の実でできた念珠とブレスレット(?)をいただきました。
菩提樹の花・・・_d0162995_12493445.jpg
なんとま~、貴重なものを・・・ありがたや~ありがたや~
この菩提樹の念珠は、手で触るほど、つまり、お念仏を唱えながら擦りあわせるほどに、いい色になってくるのだそうです。 





これは、映画「菩提樹」の1シーンです。


「サウンドオブミュージック」で有名なトラップ一家は、アメリカに亡命しようとして、上陸を拒否され収容所に入れられました。
そのとき、子ども達の唄う「菩提樹」♪が、人々に心の故郷を思い起こさせ、アメリカでの成功に繋がったという大切なシーンです。

雨だけど、この歌のように心の洗われる、とても気持ちの良い時間でした。
Commented by yukizqn at 2012-06-18 07:27
菩提樹にはそうゆう名前の由来があるんですね。
だから、見ていると穏やかな気持ちになる・・・のかな?
「煩悩の中にこそ、人生の楽しみもありそう。。。」、
そーですよねぇ、私もそう思います。
菩提樹の実でできたブレスレットをつけて、人生を楽しみたいですね!
Commented by kimanba at 2012-06-18 09:47
菩提樹の下でお釈迦様が悟りをひらいたは知っていましたが
もう一歩踏み込んでの その菩提樹の名前の由来
>「さとり」のことをインド語で「ボーディ」と言い、漢字で「菩提」
なるほど!ですね。
私もこれは知らなかったから 良い事を教えていただきました。。

昨年私・・・uransuzuさんのお近くにお遍路に行きましたでしょう。。
あれはツアーになっていて 毎回参加する毎に
この菩提樹でできた数珠の珠を回ったお寺の数だけいただく、、という形でした。
私は現在5つ(粒)____ 数珠にするには道のり遠し~ですね。

う~ん 私は煩悩のヘアーバンドをつけて悟りをひらこう~っと♪(バチ当たりね)
Commented by shinn-lily at 2012-06-18 11:08
>煩悩の中にこそ、人生の楽しみもありそうですゆえ(笑)

そうそう、そうこなくてはね。はい、わたしもご一緒に、煩悩の海へ
で、時折反省したら、お数珠を持つ・・・でいいわよね。

リンデンバウム、どの国でも、なにかを語りかける、人を包みこむ木なのですね。見てみたいわ。
Commented by ihoko at 2012-06-18 13:28 x
あれ~~。この木 菩提樹だったんですね。あ~~。そうなんだ。イタリアにはやたらあって・・アミダは、この匂いが駄目で、花粉が駄目で、いつか全部夜中に切り倒してくれる!と・・毎年、恨みを込めて眺める木だったんですけれどね。

仏の道も一歩から・・何事も毎日の精進です。
Commented by pikeflower at 2012-06-18 15:25
・・なるほど、こんなお花が咲くのね、リンデンって。
初めて見ました^^
わたしは、この花はアロマから入って知りました。
快眠リラックスのアロマです。
ありがたい木でもあるのね。
このブレスレット、tebuさまを守ってくださるゎ。
Commented by sogno_sonyo at 2012-06-18 16:03
ほう~・・・って こんな神妙なシーンでてぶくろさんお茶目♪ 爆~。
しかし大きな木ですねぇ・・ほれぼれ。
菩提樹と聞けばこの曲。シューベルトの冬の旅。
そして今ボーディの話をうかがって 精神的なイメージのある樹ですね。
そんな木の実のお数珠なんて~いいなぁ。
院主様がこれを下さったのは やはりてぶくろさんが
煩悩が多そうに見えたのでしょうか (笑)
Commented by mika-96 at 2012-06-18 18:32
ふむふむ。
私も↑の方の意見に賛成でございまする。
てぶくろさまの煩悩が多そうに見えた・・・とか見えないとか・・・

もしそうなら、私が行っても頂けるという事でしょうか。。。

素敵な雨の日をお過ごしになられたのですね♪
Commented by uransuzu at 2012-06-18 20:00
>yukizqnさま
ニュージーランドにもありますか、菩提樹(●^o^●)
お釈迦様がさとりを開かれたのはインドですから、気候が似ている、でしょうか?
12月頃に咲くのでしょうか?
あ、質問ばっかり。
これも煩悩のなせるわざ・・・ナムナムナム
Commented by uransuzu at 2012-06-18 20:06
>kimanbaさま
本当は、写真の菩提樹は「シナボダイジュ」で、お釈迦様がさとりを開かれたのは「インドボダイジュ」で、少し違うのですって。
でも、インド→中国と渡った時、インドボダイジュは温帯で育たず、シナボダイジュになったそうです。
お~、院主さまの受け売り~、今なら覚えてる~

で、まだ5個(プッ 笑)
あと83か所まわって、立派な念珠を作る様に~仏様からのお告げです(@^^)/~~~
Commented by uransuzu at 2012-06-18 20:19
>lilyさま
そうです、ともに煩悩の海で溺れましょう。
まだまだ私たち、さとりを開くには年若ですものね~
わぁ、なんだか楽しくなってきました、lilyさま今度いつお会いできますか?(笑)
日本の寺院には植えられているところも多いと思います。
ただ、お花が咲く時期はごくわずかな期間です、ぜひご覧ください。
Commented by uransuzu at 2012-06-18 20:20
>ihokoさま
なんと、罰あたりな!
仏様から罰が与えられるぞよ、カ~ッツ!

って、イタリアにそんなにたくさんあるのですか・・・
そりゃそうだわね、「リンデンバウム」は、ドイツの歌ですものね。
あの芳香がダメなんて、もったいない。
アミダさまなのに、なぜでしょう・・・?
Commented by uransuzu at 2012-06-18 20:23
>pikeさま
なかなか花を見る機会はないと思います。
咲く期間も短いし、目立たない花です。(まるで私のようだわ~)
快眠リラックス効果があるのですね、どおりでよく眠れました。
ブレスレット、私を守ってくれるのですね!
いつも付けているのは、どうも邪魔なのですが(ごめんなさい)、困ったときにはお数珠してお願いしてみます。
Commented by uransuzu at 2012-06-18 20:28
>sognoさま
だってね、院主さまが「これが苞(ほう)です」と教えてくださったら、「ほう~」と、自然に口から出ません?
それが、凡人というものよ。

でね、sognoさま、
>>やはりてぶくろさんが煩悩が多そうに見えたのでしょうか
なるほど、そこまで気が回らなかったわ!
きっと、そうね~・・・・コラ~ッ(笑) 
Commented by uransuzu at 2012-06-18 20:30
>mikaさま
やはり、そう思われますか、私って煩悩多い・・・?
(はい、その通りです 笑)
このお数珠を常に手にして「煩悩よ去れ~」と唱えなくっちゃいけないかしらね~
では、mikaさまもご一緒に♪
Commented by chez-nami at 2012-06-19 05:55
ま、、久しぶりにこの菩提樹の歌を聴きました
ドイツ語のレッスンの時にこの歌、歌いましたっけ(苦しい想い出)
でも、大好きなメロディーです、美しい旋律ですよね

リンデンバウム、、ドイツ語の響きの方が好き
欧州には多く見かけられますが、、インドが原産なのかしら
落ち着くしっとりした木で大好きですが、、、
なにしろ、季節には鼻がむずがゆくなる
お釈迦様は大丈夫だったのかしら?
と、、余計な事を考える、、煩悩多き若輩者にございます〜(笑)
Commented by uransuzu at 2012-06-19 06:46
>namiさま
おはようございます♪
ドイツ語のリンデンバウム、いいですよね、メロディに合っていると思うわ、日本語のはちょっと情感ありすぎ(笑)
namiさまは、いったい何カ国語をしゃべれるのかしら?
でもそのたびに苦しい想い出もあるのね(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

やはり、ヨーロッパにはたくさん植わっているのですね。
どうやら、セイヨウボダイジュと呼ばれる、シナボダイジュの同属別種の木のようです(調べました~)。
ihokoさまだけでなく、namiさまも、ムズムズするとなると、煩悩多き若輩者には辛い修行となりそうですね。
お釈迦様は、花粉症ではなかった!(←学会発表しましょ)
Commented by akicosmosA at 2012-06-19 13:21
読んですぐ頭にうかんだのがこの映画でした。
菩提樹って日本の映画会社が付けたのかしら。?
先日はBSでトラップ一家の子孫かしら。ドキュメンタリーで
トラップ一家のこと放送していました。
煩悩・・・いやおや?まだまだ捨てきれないし捨てたくないです(爆)
Commented by uransuzu at 2012-06-19 20:33
>こすもすさま
トラップ一家のお話しは、時代背景も考えると、凄い実話ですよね。
歌は心を動かすのですね~🎶
一家のその後、見たかったですわ。
今度、教えてくださいね。
煩悩の海、こすもすさまもご一緒に溺れましょう(笑)
Commented by kanafr at 2012-06-21 08:32
あらためて煩悩をググってみたら、「身心を乱し悩ませ智慧を妨げる心の働き」だそうですが、身心を乱し悩ますほどの恋をしたいワァって、さっき友人が貸してくれた恋愛映画を見て思った私は、すでに罰あたりかしら。
智慧を妨げる心の働き...って言うのもねぇ、元々智慧なしですし..。
除夜の鐘で108の煩悩を懺悔し取り除くって言いますが、私の場合、ざっと数えても108以上はあると...思います、きっと、いいや、確実に。
欲は生きる糧になり、若さの糧になるって思っている私は、菩提樹のお茶でも飲むしかあるまい。
Commented by uransuzu at 2012-06-22 17:44
>kanaさま
理性ではどうしようもない、押さえきれない人間の欲なんですね。
それほどの燃えるような恋・・・遠い眼・・・だわ。
でもね、ワタクシ死ぬまでにもう一度、恋をしたいと真剣に思っていますから、そのときは相談にのってくださいね(笑)
除夜の鐘で、「ぼ~ん」「ぼ~ん」と煩悩を取り除くのよね、あんなもので取れるはずない!!と思っている私も罰あたりです。
菩提樹のお茶ってあるのですか?
by uransuzu | 2012-06-18 00:31 | その他 | Comments(20)