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てぶくろ tebu96.exblog.jp

手袋の魅力をお伝えしたい、てぶくろマダムのブログです。


by てぶくろ

いい女は手袋をする

今、パリで「明るい病人」を目指して闘病中♪ のkanaさんに、いい文章を教えていただきました。

奏早穂子(はたさほこ)さんの「おしゃれの平手打ち」より

“だんだんに暖かくなっていく地球では、スーツと手袋だけで歩くのもそう遠くはないのかもしれないし、その意味でも先取りして大人の女は手袋を活用したい。不協和音の鳴り響く世の中、せめて背中をまっすぐに、前を見て歩くことから始めたい。いい女は手袋をする。そのくらいうぬぼれて、女は品位をあげたいのである”
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そうそう、その通りよ、「いい女は手袋をする。」のよ。
「せめて背中をまっすぐに、前を見て歩きたい。」し、「うぬぼれて、女は品位をあげたい。」のよ。
と、大きく大きく頷く私♪♪

先日、Alta Classeでお会いしたお客様方、皆さまそれぞれに素敵で、
どこかに共通の魅力があると漠然と感じていたのは、こんなところかもしれない・・・

ぱぁっと視界が開けたような気持ち、この本を読まなくっちゃ、さっそくポチッ


奏早穂子さんのことは、以前、日経新聞のインタビュー記事で読んだことがある。
フランス映画を買い付けし日本に紹介した方、今も映画評論家として活躍していらっしゃる。
いい女は手袋をする_d0162995_9595283.jpg

可愛らしい中にキリリとした強い意志が感じられる方である。
不自由のない幼少時代、20代からフランスに渡り、映画買い付けの仕事を始める。
「太陽がいっぱい」「勝手にしやがれ」・・・
日本語タイトルにも彼女のこだわりがあふれている。
いい映画でも売れないものもある、映画を商売とするなら、当然そこで迷うことも多い。
会社を首になったのは、ひょっとしてそのあたりに原因があるのではないか、と勝手に推測する。
仕事での悩み、パリでの差別、さまざまな苦境の中で、「怒り」をつのらせ、それを自分の情熱として生きてこられた、と聞く。
まさに「不協和音の鳴り響く世の中、せめて背中をまっすぐに、前を見て歩く。いい女は手袋をする。」 毅然とした生き方である。


kanaさん、教えてくださってありがとうございました。
Commented by ihoko at 2013-09-26 23:12 x
五周年イベント盛況のうちに幕を閉じられてなによりでございます。今後、ますますのご発展、ご繁栄心よりお祈り申し上げますと~~っ。

確実に手袋文化を日本に浸透させておられますね。
秦さんが推奨されている女性のイメージって、本物の品のあるハンサムウーマンって感じです。
(まるで、やり手広報のてぶちゃんが、影で手を回し、アルタクラッセさんが依頼して書いて頂いたような気もしなくもなかったりするほどですけれど・・)
この際、今後の宣伝にどんどん使っちゃぇ~~。
Commented by kanafr at 2013-09-27 02:45
喜んでいただいてよかったわ~♪
病室にはTVがあったんですが、隣の病室にいらっしゃる患者さんの唸る声がもろ聞こえる位壁が薄かったんです。体調の悪い時って例え隣室からとはいえ、ニュースの声さえうるさく感じるだろうと思い、あえてTVはお断りして毎日本を読んで過ごしていました。
秦さんって凛として素敵な女性ですよね。
病気になって明るい病人を目指す私ですが、やはり時にはうなだれる事もあり、そういう時にこの本を読んで元気になってお洒落したいなあって思ったんですよ。
Commented by shinn-lily at 2013-09-27 08:13
さてと、いよいよてぶくろ本番
これまではあまりご縁のなかったてぶくろも、
お知り合いになってから、すっかり手ばなせなくなって・・・
ふふ、いいオンナ、まっしぐらでございます、はいおかげさまで。

いいオンナ、もしかしたら、私たちの一番の目標かもしれないなと秦さんのお顔を見ながら、わが身をふりかえりました。
Commented by akicosmosA at 2013-09-27 12:00
生き方の素敵な女性を拝見すると気持ちが凛としますね。
てぶくろは魔法をかけてくれます。
良いお話をありがとうございます。
昨日もお若い方たちからすごく良いお話しききました。
いろいろあっても人生は素敵ねとおもえます。
Commented by micci at 2013-09-27 12:50 x
素敵なお話をご紹介いただきありがとうございます~

てぶくろ、実はファッションのキーポイントね♪
昨日、銀座三越にいたら、場内アナウンスで「アルタクラッセ」さまの
パターンオーダーのお知らせがあったわ♪

秦早穂子さん、戸田奈津子さんよりもっと早くから映画の解説されて
たのよね~、、、ananなどにもよくエッセー書かれてたわね~
実は私の友人の叔母様がパリでファッションコーディネートの
お勉強をされていたとき、親交があったんですって、、、
ちょうど同じくらいのお歳で、、、今のルックスがよく似ているのでびっくりしました~
ところが、叔母様は認知症にかかり、パリにいたことも覚えていないの、、、、(涙)
ちょうど、これからお見舞いにいくところです、、、
Commented by uransuzu at 2013-09-27 20:11
>ihokoさま
ありがとうございます♪
はい、着々と手袋による地球乗っ取り作戦、進行中です^^

あのね、奏さんがこの本を書かれたのは1996年(たしか・・・^^;)、今から17年も前です。私はまだまだヒヨッコてぶくろマダムでございました。だから、裏から手を回す~なんてことはできなかったのよ。
しかし、私の目にとまったが100年目、これからはバンバン使わせていただこうと思っております。
Commented by uransuzu at 2013-09-27 20:19
>kanaさま
本当にいい文章を教えていただきました。
これも、kanaさんが病気にならなかったら、壁の薄い病室に入院されなかったら、そしてkanaさんに隣室を気遣う優しさがなければ、私に教えてくださることもなかったかもしれませんね~。
何事も、人間万事塞翁が馬、災い転じて福となす、ありがたや、ありがたや。
kanaさんの明るさは、こういった優しさと女性らしさと賢さが根本にあるからだと思います。早く、背中を伸ばしてオシャレして歩ける日が来ますように~心より願っています。
Commented by uransuzu at 2013-09-27 20:25
>lilyさま
私には見えます、見えます。lilyさんが「いいオンナ」に向かって、まっしぐらに進んで行かれる姿が~。あ、手には素敵な手袋が!^^
奏さんの生き方には、仕事する女性にとって参考になることが多いと思います。いろんなところで、ぶつかって、腹が立って、それを糧にしていくとこなんか、尊敬しちゃいます。なかなか、あれほど強くはなれないです。彼女は、シャネルのこともよくご存知で、ちょっと似ているところもあるのですよ。
Commented by uransuzu at 2013-09-27 20:29
>こすもすさま
お若い方からの素敵なお話し、何だろう^^・・・また教えてくださいね。
奏さんのこのお写真、今年の6月に行われた「フランス映画祭」のときのものなんですよ。お元気ですよね。そして、こすもすさんのお好きなフランス映画をたくさん輸入されて、きっと感性も若々しいのでしょうね。それは、こすもすさんも同じですね!
Commented by uransuzu at 2013-09-27 20:33
>micciさま
まぁ、なんという偶然!
何気に語るmicciさん、昔から素晴らしい人々に囲まれていらっしゃるのですね♪ ご友人の叔母様、お元気でしたか?昔のパリ、今よりずっと遠い世界で、きっとご苦労もされたことでしょう。できれば、もっとお話しをお聞きしたいわね。

そして、こちらも偶然!
銀座三越でのアナウンスを耳にしてくださったなんて!
はい、三越と高島屋と阪急でパターンオーダー開催中です。
来月から、昨年も実施した職人による実演販売も行う予定です。
by uransuzu | 2013-09-26 19:48 | 本・映画に出てくる手袋 | Comments(10)